- 独学で勉強しているとモチベーションを保つのが難しい…
- 自分が本当に成長しているのか不安
- 忙しくて週末に試験会場まで足を運ぶ時間がない!
そんなお悩みを抱えている方は多いはず!
実は、自宅にいながら手軽に受けられるスピーキングテストがいくつかあるんです。例えば、子どもを寝かしつけたあとや、ちょっとしたスキマ時間に、自分がリラックスできる環境でテストを受けることができます。
この記事では、自宅で簡単に受けられるオンライン型に絞って、おススメの英語スピーキングテストを3つご紹介します。
サービス名 | 受験料(税込み) | 所要時間 | 受験方法 | 採点方法 | レベル | 特徴 |
---|---|---|---|---|---|---|
Versant | 6600円 | 約20分 | スマホのアプリ パソコン | AI | 中、上級 | 自然な会話能力を測る |
PROGOS | アプリ版は 1日1回無料 (有料化予定) | 約20分 | スマホのアプリ | AI | 中、上級 | ビジネス英語に特化 |
E-CAT | 5280円 | 30分 | パソコン | 専門資格を有する 認定グレーダーが採点 | 初級 | アカデミックやビジネスなど 難しい分野の出題がない |
スピーキングテストって⋯?
スピーキングテストとは、英語を話す能力を測定するテストです。受験者は与えられた質問に対して口頭で回答し、その答えは内容、流暢さ、発音、文法、語彙などで評価されます。
スピーキングテストには一般的に知られているTOEIC Speaking Testなどの会場で受験するテストとオンラインで受験するテストがあり、会場で受験するテストは個室で行われる一方で、オンラインで受験するテストは自宅など慣れた環境でリラックスして受けられます。
また、オンラインで受験するスピーキングテストは受験者のスケジュールに合わせて柔軟に日程を決めることができるだけでなく、AIの自動採点システムが使用されている場合すぐに結果が得られます。

すぐに結果がでるから、次の学習へのモチベーションにつながるよ!
- 自分の本当の英語力を知ることができる
- キャリアにおける有利な証明になる
- 学習意欲が向上する
- 達成感が次の学習を後押しする
- 頻繁に受験すると金銭面での負担が大きい
- インターネット接続の不安定さや使用機器の不具合など、技術的な問題が発生するリスクがある
頻繁に受験する場合は費用の負担が少ないテストを受験したり、資格の提出が必要な場合はスコア証明があるものを選ぶなど、自分にあったスピーキングテストを選びましょう。
また、テスト前の動作確認ページでデバイスの互換性をチェックしたり、Wi-Fiではなく有線接続を使用するなどの技術面のチェックをすることで問題を最小限に抑えることができます。
VERSANT


Versantのテスト概要
所要時間 | 約17分 |
受験料 | 6600円 |
問題数 | 40問 |
受験方法 | スマートフォン、タブレット、パソコンで受験可能 |
Versantのテスト構成
パート | 内容 | 問題数 |
---|---|---|
Part A | 質問(短い回答) | 8問 |
Part B | 復唱 | 16問 |
Part C | 会話に関する質問 | 6問 |
Part D | 文章に関する質問 | 6問 |
Part E | ストーリーリテリング | 2問 |
Part F | 自由回答 | 2問 |
主な特徴:
- AIによる自動採点: テスト終了後、2〜3分で結果を確認できる
- CEFR基準での評価: Pre-A1(初心者)からC1(上級者)まで、国際基準に基づいたスコアを提供
- 実践的な英語力測定: 日常的な話題に関する英語の理解力と応答能力を評価してくれる
- 多様な用途: 企業の採用、タクシー運転手のライセンス取得、学習進捗の確認など、幅広い目的で使用されている
評価項目:
- 全体的な英語スピーキングとリスニング能力
- 流暢さ
- 発音
- 文章構造の理解
- 語彙力
PROGOS


PROGOSの概要
所要時間 | 約20分 |
受験料(税込み) | アプリ版は1日1回無料 |
問題数 | 21問 |
受験方法 | スマートフォン、タブレット、パソコンで受験可能 |



今後は有料化を予定しているそうなので、気になる人は早めにやってみよう!
PROGOSのテスト構成
パート | 内容 | 問題数 | 回答時間 | 評価ポイント |
---|---|---|---|---|
Part 1 | インタビュー | 10問 | 各20秒 | 回答の的確さと質 |
Part 2 | 音読 | 8問 | 各10秒 | 発音、イントネーション |
Part 3 | プレゼンテーション | 1問 | 60秒 | 説明の構成力 |
Part 4 | グラフ説明 | 1問 | 60秒 | 事実説明の質 |
Part 5 | ロールプレイ | 1問(小問4問) | 各30秒 | コミュニケーション能力 |
主な特徴:
- AIによる自動採点: テスト終了後、2~3分でスコアを確認できる
- CEFR基準での評価: Pre-A1(初心者)からC1(上級者)まで、国際基準に基づいたスコアを提供
- 多角的な評価: 流暢さ、正確さ、語彙力、一貫性など、英語力を総合的に評価してくれる
- 学習用途に最適: スコアに基づいた明確な学習目標設定が可能
E-CAT


E-CATのテスト概要
所要時間 | 約30分 |
受験料(税込み) | 5280円 |
問題数 | 12問 |
受験方法 | パソコンでのみ受験可能 |
E-CATのテスト構成
パート | 内容 | 回答形式 | 評価ポイント |
---|---|---|---|
Part 1 | 自己紹介 | 自由回答 | 自分の情報を簡潔に伝える能力 |
Part 2 | 音読 | 文章の音読 | 発音、イントネーション、流暢さ |
Part 3 | 写真描写 | 画像を見て説明 | 視覚情報の表現力 |
Part 4 | 資料読み込み | 提示された資料の説明 | 理解力、要点の把握と表現力 |
Part 5 | 意見表明 | トピックに関する意見 | 論理的思考と語彙力 |
Part 6 | ロールプレイ | 会話シナリオの応答 | 実践的なコミュニケーション能力 |
主な特徴 :
- 信頼性: 米国の大学や高校留学に使われている4技能英語能力テスト(iTEP)を開発したiTEP International社が開発している
- ストレスフリー: リラックスして受験できるように設計されており、緊張感を和らげる工夫がされている
- 反復練習: 練習用動画が用意されており、繰り返しスピーキングの練習をすることが可能
- CEFR基準での評価: Pre-A1(初心者)からC1(上級者)まで、国際基準に基づいたスコアを提供
- 採点方法: 専門資格を有した認定グレーダーが丁寧に採点を行う
まとめ
- 公式な証明としての受験結果が必要な方⇒ VERSANTがおすすめ
- 自己評価やスキル向上目的で頻繁に無料で受験したい方⇒ PROGOSがおすすめ
- 英会話初心者で簡単なテストから始めてみたい方⇒ E-CATがおすすめ
スピーキングテストは今の自分のスピーキング力を客観的に知ることができるだけでなく、継続して取り組むことで、どのくらい自分が成長したかを知ることができ、英語学習のモチベーションにもなる便利なツール。
場所や時間を選ばないオンライン受験型のスピーキングテストをご自身の英語学習にぜひ活用してみてください。
英語を聞き取る仕組みやリスニング力アップの方法についても解説しています!
問題がうまく聞き取れなかった方は、下記の記事も参考にしてください。


コメント